映画好きが高じて映画倶楽部3Cを主宰。
映画を通じて幅広い世代の感性の行き交う場として月1度開催している。
独身時代は政治の世界、米国文化交流に携わり、
現在は着物コンサルタント、和の器galleryほうじゅにて
日本の美を伝える傍ら、なんとjazz singerでもある。
妙さんの映画評論は単なるマニアとしてではなく、
たくさんの人生経験から得た人間への深い愛に溢れている。

JULIA ジュリア

1977年アメリカ
フレッド・ジンネマン監督
アカデミー助演女優・助演男優・脚本賞受賞作品


実在の劇作家リリアン・ヘルマンの回顧録ペンティメントの中から親友ジュリアとの思い
出を回想してゆくストーリーです
二人の友情を軸とし第二次世界対戦前反ナチ運動に身を投じてゆくジュリアへの深い友情
やリリアンの夫ダシール・ハメット(作家)との愛についても細やかに綴られていきます。

二人は18才以来離れてそれぞれの志を持って生きています。
久しぶりににオックスフォード大学院生のジュリアを訪ね再会するシーンでは二人の輝く
美しさの極みで胸が震えました!
終盤は泣けて泣けて初めて自分は何故こんなに泣けるのか何に対して心揺さぶられている
のか自己分析せざるを得なくなった大切な映画の一本です。
原作を読んだり脚本を取り寄せたり、その背景の戦争の本を読みあさったりのめり込みま
した。
変わらぬ友情や愛を描いているものに飛びきり泣けてくることを知りましたが…
それから何度観たことでしょう…全てが変化し続けている無常の世界に生かされていると
学びながら…変わらないことへの憧れや羨望の眼差しに泣けるのは当たり前かと胸を撫で
下ろしてから更に15年位が過ぎてそろそろまた観てみたくなりました…

善き映画は何度観ても新鮮な魅力を放ち大切なことを教えてくれます!
出会ってから36年これからも大切な逸品のジュリアに出会えた喜びに感謝しています

皆さまもそんな映画がきっとあるはず!秋の夜長を懐かしいあの頃に思いを馳せて観ては…
ジュリア役バネッサ・レッドグレープ(アンコールで熱演)リリアン役ジェーンフォンダ(大統
領の執事の涙)来年も新作が予定されてます
                    妙



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