株式会社ビーツーエンジン

BOTE RACE鳴門 UZU PARK

2018年

DESIGN , EVENT , PLANNING , PRODUCE , WEB

株式会社ビーツーエンジンが企画・総合プロデュースをしたアーバンスポーツパーク「UZU PARK」がボートレース鳴門(同市撫養町大桑島)に2018年11月17日グランドオープンしました。
「UZU PARK」は、鳴門の海の海流や渦潮を表現した「日本で一番美しいスケートパーク」を核に、鳴門からオリンピックの選手を世界へ輩出するニュースポーツ推進の中心的な役割を担います。
核となるスケートパークはオールコンクリートで、西日本最大級の広さを誇り、セクションの設計にはスケートボードカンパニー「EVISEN SKATEBOARDS」に所属するプロスケーターをアテンド。
「渦潮」のコンセプトに基づき、回遊性も渦を巻くように設計し、初心者からプロスケーターまでが満足できるパークを実現。
スケートボード、バスケットボール、自転車ロードレースは、2020年の東京オリンピックの正式種目に採用されており、鳴門市はスポーツで交流人口を増やすとともに、将来オリンピックの舞台やプロ等で活躍する選手を送り出す事を目標としています。
【HP:https://uzupark.com/】
【UZU PARKの全体設計】
株式会社ビーツーエンジン代表及川晃がUZU PARKの企画総合プロデュース及びランドスケープデザインを担当。
敷地面積約4510㎡のUZU PARK全体をフェンスなどで仕切りを作らず、鳴門の渦潮の水の流れのような動線を芝生によって誘導。
メインのUZU PARKのロゴが入った円形のセクションと芝生内の円形のベンチが、人が集まる2つの「渦」となります。
サイクルステーション、バスケットコート、スケートパークに明確な仕切りを作らないことで各スペースへのアクセスを容易にし、万人向けの公園としての景観の美しさも意識したデザインにしました。
初期のクレイになります。
試行錯誤を繰り返しながらクレイでイメージを作り、図面に落とし込みました。
スケートパークのセクション設計はプロスケーターと共に進め、機能とデザインを両立させました。
【日本初、「渦潮」をコンセプトに取り入れた美しいスケートパーク】
今回のUZU PARKでは「渦潮」のコンセプトのもと、回遊性も渦を描くように設計。
回遊性を高めることで衝突事故の発生を抑え、初心者から上級者まで、パーク来場者全員が楽しめる内容としました。
緑が多いため、親子連れやピクニックに来たファミリー層も一緒に楽しめる。
また、パーク内のセクションの設計は、EVISEN SKATE BOARDS所属のプロスケーターが監修。
約20箇所のセクションが存在し、UZU PARKでしか遊ぶことのできないオリジナルセクションも設置されています。
【快適なサイクリングをサポートする、サイクルステーション】
2017年10月1日、香川県東かがわ市、徳島県鳴門市、兵庫県南あわじ市の3市を結ぶASAトライアングルサイクリングコースが誕生。
鳴門市でのサイクリングの発着地点(スタート・ゴール地点)として、サイクルステーションが機能する。 
シャワールーム、コインロッカー、会議室、クラブハウス、整備室など、サイクリングに欠かせない機能が詰まった施設となっています。
【開放感溢れるブルーのバスケットコート】
バスケットコートの色はブルーとオレンジとグリーンを選定。鳴門の海(渦)のブルーと降り注ぐ太陽のオレンジ、そしてUZU PARKの芝と山のグリーンが交わる環境をイメージしています。
また、3×3の大会が開催予定。
UZU PARKをイメージして作られたメイングラフィックです。
更地の状態から、現場のスタッフと密な連携を取り、コンクリートスケートパークという特殊な施工現場をディレクションしました。
【施工風景】
セクション
【施工風景】
土間工事
【施工風景】
植栽工事
【施工風景】
塗装作業
【施工風景】
芝張り

UZU PARKのCG MOVIEを制作しました。
BGMとして、HIP HOPアーティストの5lack氏に楽曲提供を依頼。
UZU PARKをイメージした解放感のあるトラックになっています。

©B2ENGINE

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株式会社ビーツーエンジン
Incorporated company B2ENGINE

代表取締役及川晃が松下電機産業の広告宣伝部門『ナショナル宣伝研究所』を経て独立1989年設立。
広告企画制作、商品企画、イベント企画制作、空間・店舗プロデュース、ウェブ企画デザイン制作、テレビ番組企画制作、デジタルコンテンツ開発など、その活動は多岐にわたる。斬新なアイデアと企画の実行力において、競合にも強くさまざまなクリエイティブを実践している。
過去の代表的な実績として、ロフトの新店舗オープン広告や年間プロモーション(7年間)、西友のCMを担当(5年間)、東芝のDynabookのウェブサイトの企画制作(7年間)、Pepsi cola社の数多いブランドの商品開発からCMなど(4年間)JVCのグローバルCMなどジャンルや業種に拘らず、広告企画制作を続けている。
TVコマーシャル制作は150本以上、ロンドン広告賞・IBA(アメリカ)・ACC(日本)、朝日広告賞、グッドデザイン賞、等受賞他多数。
独創的な企画力と経験に裏打ちされた表現力に定評がある。また近年、アジアに於ける広告企画プロデュースも手掛け、台湾・上海・北京・福州での活動も。
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株式会社B2ENGINE代表 及川 晃
1956年札幌生まれ。多摩美術大学インテリアプロダクト卒。

松下電気産業の広告企画宣伝部門である『ナショナル宣伝研究所(現クリエーターズマック)』在籍中に、SONYのCMやポスターなどを制作し解雇。止む無く独立を経て1989年株式会社 B2ENGINE設立。
広告企画、TV番組、商品企画、店舗プロデュース、イベント企画など、斬新なアイデアと企画を実践。全ての案件のコンセプトとディレクション全般を担当する。広告企画のみならず、新しい感性を持つ施設の企画、企業の新たなビジネスを提案している。パートナー企業の株価を上げることこそが理念としている。

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