株式会社ビーツーエンジン

3M store

2010年

DESIGN , PLANNING , PRODUCE , PRODUCT , SHOP , WEB

粘着テープや家庭用スポンジたわしなどの生活関連製品、自動車、電子機 器、建築関連、ヘルスケアなどの製品、 技術を紹介することで自社製品をPR。 「人」「暮らし」「環境」をテーマに、「今後の50年の基盤となる」イノベーションを体感できる場となる。

エントランス近くには身体の動きに反応するムービータイプのデジタルサイネージやタッチパネル式のインフォメーションディスプレーを設置。1階は「プレゼンテーションフロア」として、同社の装飾フィルムでラッピングした自転車やバイク、ライティング製品、バーチャルマネキンなどを展示。同社製品を使ったカスタム事例を紹介しました。
元シューウエムラのショップだった場所をB2が交渉して半年間の賃貸契約を結び、半年後に解体が決まっていたので1階2階を大幅に改装。インテリアのコンセプトは『Sample Book』。車や建物の内外装に貼るシートは、ほぼ3M社製品で種類が多いので、そのシート類を店内の床壁に採用して、製品のサンプル帳のような店内にしました。
夜も華やかで、光が当たると反射する『反射シート(道路標識などに使われている)』フィルムで、夜の装飾などもクリスマスのタイミングで採用しています。
2階は、数多くのプロダクトを有する3Mの商品群を最大限に展示する什器を開発。商品を大量に展示することで、商品自体が什器になっています。
i-padやi-phoneに、10人のグラフィッカーによるイラストをフィルムにプリントしてラッピングしました。この時点では、まだグラフィックが印刷されたi-phone caseなどは皆無でした。
オリジナルの3Mのキャラクターを開発しました。3M社のマーケッター、技術者、開発者の3部門の猿のキャラクターです。3匹の猿で3 Monkeysで3Mとしました。3M Storeの期間限定営業が終了後、本社のロビーに展示していました。
3Mの様々な技術を月1回のペースで演出を考えながら展示しました。
オリジナルのグラフィックをプリントしたフィルムで、車のラッピングもしました。
毎日来場者は途切れることなく訪れました。
窓のガラスいっぱいにリアプロジェクションフィルムを貼り、まるで店内にエレベーターがあるかのような撮影をして、外を歩く人たちにエレベーターが上に上がる映像で2階の存在をアピールしました。
ショップオープン用として、スコッチテープの巨大なオブジェを制作し、アメリカミネソタの3M本社CEO以下役員6名が専用ジェットで来日し、この巨大テープを使ってテープカットしました。
オープニングパーティーの様子です。
デザイン業界、広告業界、アーティストの方々を招待して、大盛況でした。
3Mミネソタ本社からCEOをはじめ7人の役員の方々がプライベートジェットでオープニングに駆けつけていただきました。巨大なScotchのテープホルダーを製作して、テープカットをしました。

©B2ENGINE

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株式会社ビーツーエンジン
Incorporated company B2ENGINE

代表取締役及川晃が松下電機産業の広告宣伝部門『ナショナル宣伝研究所』を経て独立1989年設立。
広告企画制作、商品企画、イベント企画制作、空間・店舗プロデュース、ウェブ企画デザイン制作、テレビ番組企画制作、デジタルコンテンツ開発など、その活動は多岐にわたる。斬新なアイデアと企画の実行力において、競合にも強くさまざまなクリエイティブを実践している。
過去の代表的な実績として、ロフトの新店舗オープン広告や年間プロモーション(7年間)、西友のCMを担当(5年間)、東芝のDynabookのウェブサイトの企画制作(7年間)、Pepsi cola社の数多いブランドの商品開発からCMなど(4年間)JVCのグローバルCMなどジャンルや業種に拘らず、広告企画制作を続けている。
TVコマーシャル制作は150本以上、ロンドン広告賞・IBA(アメリカ)・ACC(日本)、朝日広告賞、グッドデザイン賞、等受賞他多数。
独創的な企画力と経験に裏打ちされた表現力に定評がある。また近年、アジアに於ける広告企画プロデュースも手掛け、台湾・上海・北京・福州での活動も。
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株式会社B2ENGINE代表 及川 晃
1956年札幌生まれ。多摩美術大学インテリアプロダクト卒。

松下電気産業の広告企画宣伝部門である『ナショナル宣伝研究所(現クリエーターズマック)』在籍中に、SONYのCMやポスターなどを制作し解雇。止む無く独立を経て1989年株式会社 B2ENGINE設立。
広告企画、TV番組、商品企画、店舗プロデュース、イベント企画など、斬新なアイデアと企画を実践。全ての案件のコンセプトとディレクション全般を担当する。広告企画のみならず、新しい感性を持つ施設の企画、企業の新たなビジネスを提案している。パートナー企業の株価を上げることこそが理念としている。

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